Brand new castleがもたらしたもの
4thライブから一週間が経ちましたが皆様いかがお過ごしでしょうか
ライブの感想を見ていると、全部良かったけどやはり最終日が一番良かった!という意見が多く見られます
しかし、私はSSA初日のBrand new castleが一番印象に残っています
もちろん神戸2日目もSSA最終日もとても楽しかったです(神戸初日は行ってない)
しかし、このSSA初日はまさにシンデレラガールズの世界を表現したライブであり、
明確なメッセージ性を感じ、今後の方針の機転となるライブであったと感じます
2nd代々木でシンデレラプロジェクト(以下、CP)が発表され、実際に同プロジェクトが中心となりアニメがストーリー展開していくにつれ「CPとアニメP派と愉快なモブたちの物語」となりつつあったシンデレラガールズ
実際にアニメからこの世界に入ってきた方にはCPが中心の1軍であり、CPやアニメのPに賛同する安部菜々や木村夏樹が2軍、その他の声付きモブ連中が3軍、声のないやつは4軍、と言った考えが広まっていると感じていました
(ただ勘違いしていただきたくないのはこれは決してアニメからの新規ユーザーが悪いわけではなく、そのような描き方しかできなかったアニメの脚本に問題が有ると感じています)
このような考えが広まっていたからこそSSA初日はチケットが比較的入手しやすく、最終日はプラチナチケットと化したと思っています(もちろん人気声優が集中しているという点や、このような興行は千秋楽のほうが人気であるという点もありますが)
そんな中で迎えたSSA初日、正直私は度肝を抜かれました
まずはサプライズゲストについて
「どうせこいつら来ないだろう」と言われ続けた二人を呼ぶという驚きの采配は、「いつものメンバーだけがシンデレラガールズじゃない!」という強いメッセージ性を私は感じました
これについては賛否両論ありますし、私もどちらかと言えば「今回限りにしてね」と考える否定派ではありますが、竹達さんと久野さんのこの2名を呼んだということについては大いに評価しております
そしてパフォーマンスについて
私は声優のファンではないのでどの声優さんが可愛かったとかそういうコメントは一切しません
しかし、今回の出演者のみなさんがものすごく頑張っていたのはわかりました
そして、そのパフォーマンスは一部のモブライブと考えてたユーザーにもしっかり伝わったと思っています
CPメンバーは新曲もどんどん貰い、グッズ展開も早く、シンデレラガールズの中心であるかもしれません
しかし元々はそんな括りはなく、あくまでもアニメを円滑に進める(と声優の都合)ためのユニットに過ぎず、声付きモブと思われているアイドル達も主人公なんです
「CPと愉快な仲間たち」抜きでここまで盛り上がるライブを展開できるのはやはりシンデレラガールズの一人ひとりが主人公であり、人気格差はあれど一人ひとりに担当が付いているからだと思います
なので今回のBrand new castleは「アニメ以降の展開に対するアンチテーゼ」であると
私は解釈しています
3rdライブでアニメの展開をなぞり、今後はアニメの設定が正史となっていくのかな…
と考えていましたが、今回のライブで346プロの物語は一回エンディングを迎え、これからは再び「誰もがシンデレラ」な展開が始まっていくのだろうと考えると、このコンテンツの未来はおもったより明るいのかな、と思いました
しかし、この明るい未来も非常に微妙なバランスの上に成り立っていることを忘れてはいけません
現状デレステが音ゲーである以上、声のないキャラクターはほとんど参加出来ません
流石に200人弱いるキャラ全員に声を付けることは不可能なので、何か画期的なテコ入れを考える必要があると思っています
また、最近はコミュのストーリーについても賛否両論有る事が多いので、キャラを壊さない程度にゆるーくやっていくことも必要だと思います
と、こうやって不満を書いていくとキリがないのでこの辺にします
しかし、今回のライブは楽しかったし、なにより今後の展開に関し良いメッセージ性を感じたとても安心できるものであったと思っています
今後ともこの微妙なさじ加減をうまく維持していって、ずっと楽しいP生活が遅れることを祈っています